ヒューマンドラマ[文芸]

銀のしおりを挟んだ日

婚約者である王子から、公衆の面前で婚約破棄を告げられたリュシエンヌ。

冷たい女だと責められた彼女は、泣き崩れることも,言い返すこともしなかった。
ただ、胸元の銀のしおりに触れ、亡き祖母の言葉を思い出す。

「嫌なページは破ってはいけないよ。そこにしおりを挟んで、本を閉じなさい。続きは、自分で選べばいい」

誰も知らなかった。
王子の功績の多くが、彼女の手によって支えられていたことを。

ESN大賞11 / ダーク / 女主人公 / 悪役令嬢 / 王太子 / 王弟 / しおり / 嫌なページ
短編 2026/05/08 16:39更新
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最終取得日時:2026/10/05 12:15
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