現実世界[恋愛]

幼馴染から突然遺言の電話が来た

 その夜、大学二年生の僕、夏野智治は現代文化研究会の飲み会で盛り上がりまくっていた。
 好きなアニメや漫画、ゲーム、その他サブカルについて語りつくす幸せな時間。
 のだけど、そろそろ深夜になろうかという時間帯に異変は起こった。
 一年後輩の島田夏子から「私が居なくなっても、元気でいてください」とだけの一方的な通話。
 慌てて夏子の家に駆け付けた僕だけど、そこの居たのは生気がなく横たわる幼馴染の姿。
 枕元には「トモ先輩、大好きでした」それだけが書かれたメモ用紙。

 なんで、どうして。遺言で告白されたって嬉しくないよ。
 出来るなら生きて告白を聞きたかった。だって、僕も彼女のことが大好きだったから。

スクールラブ / 古典恋愛 / 青春 / ラブコメ / シリアス / 男主人公 / ハッピーエンド? / バッドエンド? / 後輩 / 病気 / 大学生 / 幼馴染
短編 2022/08/11 20:38更新
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最終取得日時:2024/05/16 12:57
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