異世界[恋愛]

娘の婚約者に無能者を選んだのは私だが、そのせいで娘が希代の悪女になりそうで怖い

筆頭侯爵家の当主は混乱していた。
彼の愛娘が一通の報告書を提出してきたからだ。
それは、王太子の弟とその実家を破滅させる内容だ。

娘は王太子の婚約者だが、無能な婚約者のことなど全く愛していないはず。
父親である当主も、娘の口からは罵倒以外、聞いたことがない。
一方、王太子の弟は才能美貌共に恵まれた素晴らしく有能な男。
こちらこそが優秀な娘の婚約者にふさわしい。
誰もがそう思っていたはず。娘も同じだったはず。

それなのになぜ。

「わたくしの婚約者殿は無能ですが、たったひとつのことだけは有能です」の直後にあった話です。

『完璧令嬢と無能王太子』のシリーズに属するお話です。

悪役令嬢 / ダーク / 前作のヒロインのパパ / 西洋 / 中世 / 一種のざまぁ / 連作 / 外野には判らない。
短編 2022/06/04 00:00更新
4,777字 11%
日間P
10
総合P
26,512
ブクマ
1,110
平均評価
8.72
感想数
49
レビュー
0
評価頻度
251.08%
評価P
24,292
評価者数
2,787
週間読者
172
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/04/26 12:55
※googleにインデックスされているページのみが対象です