現実世界[恋愛]
イルミネーションに背を向けて
あいつは私の幼馴染みだ。
あいつは私といつも一緒だった。
あいつは私がいないと生活できないと言われていた。
あいつの母親から、息子を頼むと頭を下げられたから、ずっと一緒にいた。
あいつと一緒にいることに、特に不満はなかった。
いつからか、あいつを見ると、なにかキラキラしたものを感じていた。
……ずっと、あいつと一緒だと、思ってた。
……いつからか、あいつを見てもキラキラしたなにかを感じることはなくなっていた。
…………そう、過去形。
すべては、過去のものにされてしまった。
他の誰でもない、あいつ自身によって。
……なにが間違っていたんだろ?
……どこで間違えたんだろ?
こちらは、「藤乃 澄乃」さん主催「冬のキラキラ恋彩企画」参加作品です。
年の差 / 青春 / シリアス / ダーク / ほのぼの / 女主人公 / 幼馴染み/年上 / メリーバッドエンド? / ハッピーエンド? / 冬のキラキラ恋彩企画
短編
2022/12/12 20:00更新
5,580字 24%
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最終取得日時:2024/05/05 12:44
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