異世界[恋愛]
夫は今夜も愛人のもとにいる
夫の馬車が愛人宅へ向かう音を、私は数えるのをやめた。
結婚五周年の翌朝、届いた隣国の建国祭の招待状。月下の回廊で声をかけてきたのは、私と同じ目をした公爵だった。
「妻が吟遊詩人と駆け落ちしました」「夫は今夜も愛人のもとにいます」。
笑いあった私たちは、やがて、二国間の古い条項をひとつ、目覚めさせる。
元夫が雨の門前で跪いた朝、私は桃のパイを焼いていた。焦げ目を、少し、気にしていた。
女主人公 / 西洋 / ハッピーエンド / ざまぁ / 貴族 / 既婚 / 夫の浮気 / 離縁 / 異世界 / 完結済
全10話完結
2026/04/22 12:19更新
25,430字 (2543字/話) 26%
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最終取得日時:2026/08/08 12:12
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