異世界[恋愛]

【完結】「お前を愛する事はない」と言われたので「おう上等」と言い返してやった。が…言った事を取り消すまで早かった。…と思う。

毎日投稿、6話の完結済みです。
よろしくお願いします。

☆*:.。. .。.:*☆



ばっふんっ!!

 一瞬宙を浮いたカラダは、ふわふわのクッションに受け止められた。
「は?」どういう事?
 目をパチクリして周りを見る。

 アパートではない高い天井。
 窓には壁に沿うように重厚なベルベットのカーテンが下がり、床には赤を基調とした細かい織りの厚手の絨毯が敷かれている。
 私はその部屋の中央にあるベッドの上にいた。

 ベッドの天蓋には、繊細な刺繍の入った豪華なカーテンが幾重にもかけられている。
 これだけ天蓋が必要ならば夜は相当冷えるのだろう。
 カーテンを見ても、絨毯を見ても、天蓋を見ても「冷える。寒い」が想像出来た。

 やだな。
 つか寒い。

 寒い寒いとクッションに埋もれたカラダを起こすと、レーシーで薄々、布の面積は最小限で皮膚の面積は最大限な破廉恥極まりない下着しか着けていなかった。

異世界トリップ / コメディ / お笑い / 完結済み / 異世界転移
全7話完結 2025/02/02 06:03更新
25,862字 (3694.6字/話) 30%
日間P
136
総合P
14,394
ブクマ
835
平均評価
8.48
感想数
47
レビュー
1
評価頻度
179.76%
評価P
12,724
評価者数
1,501
週間読者
-
日間イン
1回
ベスト
264位
最終取得日時:2025/02/04 12:30
※googleにインデックスされているページのみが対象です