現実世界[恋愛]

3~「ハットトリックを決めたら付き合ってくれ!」と言われた女の子の高校三年間~

高校一年初日。
「俺がハットトリックを決めたら付き合ってくれ!」
告白された。
私は容姿に優れているらしく、告白もよくされた。
そのせいで嫉妬や逆恨みによって私の中学三年間は散々だった。
だから、高校三年間も何も期待してなかったが、初日からこれか。
「……じゃあ、全国の決勝? とかで出来たら」
流石にハットトリックくらいは知っている。
一人で三点決めるアレだ。
念には念を入れて全国決勝にした。
男子は「わかった!」と笑って答えた。
不安になって女子マネをやってる唯一の友達に聞いた。
「え? 普通に無理。全国決勝ででしょ? こんな無名校で」
男子が私より馬鹿なだけだった。

サッカー部男子と告白された女子の三年間のお話

※本作はボイコネでも配信中です。

R15 / スクールラブ / 青春 / なろうラジオ大賞3 / 女主人公 / 現代 / ハットトリック / サッカー部
短編 2021/12/10 21:31更新
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最終取得日時:2024/05/18 01:10
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