異世界[恋愛]

「地獄の果てでも良いから一緒に居たい」って言ったけどホントにするなんて頭おかしいんじゃない?


「やあ、アリサ。ようこそ、俺たちの国へ」


全く見覚えのない、赤と黒の荒涼とした大地。
そこにそびえ立つ、巨大な漆黒の山城。


大きく開かれた門のど真ん中で、とびきりの笑顔を向けてくれるのは、つい先程今生の別れを告げたばかりの最愛の彼。




いや、確かに言ったよ?

『地獄の果てでも良いから、一緒に居たかった』って。
でもそれは、比喩的表現なわけで、本当に地獄に行きたいとかそういう訳じゃあないわけよ。

異類婚姻譚 / 身分差 / 年の差 / 悪役令嬢 / 日常 / ギャグ / シリアス / ダーク / 女主人公 / 西洋 / ハッピーエンド
短編 2023/02/23 21:32更新
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最終取得日時:2024/05/10 12:39
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