ハイファンタジー[ファンタジー]
腕輪と槍と少年
この物語は、世界を救わない。ただ、ひとつの腕輪と槍と少年である。遺物は語らず、獣もまた沈黙する。名もなき男ヴォルトが拾ったのは、呪われた腕輪を身に着けた少年リオだった。助けたのではない。取引だった。ただそれだけの始まりが、終わらぬ旅になった。男は槍を携え、言葉を削り、必要なときにだけ動く。少年は最初、荷物だった。やがて動き、盗み、交渉し、肩を並べるようになる。それでも男は語らない。感情を晒すこともない。ただ戦い、守り、火を起こす。その背中を見て、少年は選ぶ。「俺はこの人と行く」と。血も信仰も通わぬこの時代で、語られぬ絆が確かにあった。腕輪は少しずつ少年を蝕み、その力に世界の残滓が蠢き始める。だが彼らは振り返らない。理由も使命も口にしない。ただ、生きるために進む。今日も、何も語らぬまま。
残酷な描写あり / ネトコン13 / 集英社小説大賞6 / 123大賞6 / スピアノベルス大賞1 / パッシュ大賞 / シリアス / ダーク / トラジャーハンター / 呪われた腕輪 / 槍使い / 沈黙の絆 / 無口主人公 / 遺物探索 / 少年の成長
全11話連載中
2025/09/15 17:36更新
28,832字 (2621.1字/話) 7%
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最終取得日時:2026/04/03 12:18
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