エッセイ[その他]

その事実はつゆしらず

うどんに入っている汁は、関西では色の薄い『うどんだし』で関東では色の濃い『めんつゆ』がよく使われます。『だし』と『つゆ』の違いをご存知でしょうか。
江戸時代、関西ではミネラル分の少ない軟水を使い、昆布から旨味を抽出した『だし』が作られました。
関東の水はミネラルの多い硬水で、昆布のだしが作りにくかったです。
そこでカツオブシと濃口醤油をつかった『つゆ』がつくられました。
大阪で昆布だしが使われたのは、江戸時代の西回り航路の問題で北海道の昆布が江戸より大阪に早く届いたということもあるようです。

ほのぼの / 人外 / 豆知識
短編 2023/06/01 00:00更新
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