異世界[恋愛]
「記憶にございません」とは言わせないわよ!
貴族の社交界では、「記憶にございません」という一言が、都合の悪い真実を消し去る免罪符として機能している。
春の夜会。可憐で繊細な令嬢ミレーヌ・ウェストは、周囲の同情と庇護を一身に集めていた。
その光景を、大広間の片隅から冷ややかに見つめるのが、エリシアである。
かつてエリシアは、ミレーヌによって婚約を壊された。
そして問い詰めようとしたエリシアの前で、ミレーヌは泣いた。
泣いた者が守られ、泣かせた者が疑われる。
その社交界の流儀を、エリシアは痛いほど思い知る。
正しさも、事実も、ここでは涙に勝てない。
夜会の最中、エリシアは決断する。
「泣けば信頼される」のなら、自分も泣けばいい、と。
女主人公 / 西洋 / 中世 / 恋愛 / 逆転劇 / ざまあ / ざまぁ / 策士 / 令嬢 / 王子 / ざまぁというより自滅 / 政略的な婚約 / 因果応報 / 悪女
短編
2026/02/06 20:04更新
4,496字 13%
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最終取得日時:2026/08/20 12:17
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