異世界[恋愛]
姉の身代わりで嫁ぎ、離縁されました。今度こそ本物の妻として嫁ぎます。
姉の身代わりで嫁ぎ、白い結婚のまま離縁された公爵夫人イルゼ。夫となるはずだった人は顔を知らぬまま、姉ではないという理由で私を手放した。王都の借家で、私は司書補として静かに年を重ねるつもりだった。
雨の日、図書館の扉を開けて現れたのは、かつて義弟だったコンラート・フォン・ノルトハイム様。堅物で知られる王立騎士団法務官。私を旧姓で呼び、屋敷時代と同じ順に書物を借りていく。
燃えたはずの私の手紙。壁際でそっと差し出される、家紋の刺繍の隠れたハンカチ。仕立てられたまま眠っていた銀の指輪。
「兄は間違えた。私は、間違えない」
気づかれていなかったはずの私の日々を、長く覚えていた人が、静かに立っていた。
――これは、身代わりの妻だった女が、本物の妻として迎えられ直すまでの話。
異世界恋愛 / 女主人公 / ハッピーエンド / ざまぁ / 西洋 / 貴族 / 身代わり / 白い結婚 / 離縁 / 完結済
全10話完結
2026/04/23 12:18更新
35,746字 (3574.6字/話) 35%
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最終取得日時:2026/05/05 12:06
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