異世界[恋愛]

妹を泣かせないために、私が泣くのは終わりです

「そんなふうに泣くな。妹が困っているだろう」
婚約者から妹と結婚したいと告げられた日、父が心配したのは、私の涙ではなかった。
来春の新居も、二人で選んだ食器も、全部が妹のものになる。
それだけでは足りないらしい。父と婚約者は、先に円満に別れたことにして、私から二人を祝福してほしいと言った。

ずっと、物分かりのよい姉でいた。
けれど、まだ好きだった人を失った痛みまで、妹のために飲み込むことはできない。

これは、二人の幸せを喜ぶための手紙に、私が名前を書かなかった話。

女主人公 / 婚約破棄 / 姉妹 / 家族 / ざまぁ / 自立 / ハッピーエンド
短編 2026/10/19 19:00更新
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最終取得日時:2026/10/23 12:05
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