童話[その他]
百貫姫にまつわる三つの物語
「いったいそりゃいつの話だい。確かに昔は、お客さんが言うとおりの美しい都を誇る国だったよ。だけどそれも、俺達が愚かだったせいで全部失ってしまった。百貫姫と一緒にな」
痩せて、顔色も悪い店主は、疲れに耐えかねたように傍らの椅子に腰を落とす。
「なんだい、詳しく聞きたいってか? 仕方ねぇな。愉快な話って訳じゃないが、足りない飯の代わりに教えてやるよ。昔、この国には百貫姫と呼ばれるお姫様がいたのさ」
目方にして百貫、ぶくぶくと肥え太ったみっともないお姫さま。夢のように美しい都にある、ピカピカに磨かれた城。痩せて貧しい小国の王子さま。
それぞれを語る、とある大陸の三つのお伽噺。
アルファポリス第6回絵本童話大賞最終候補作。
ほのぼの / ハッピーエンド / 古典恋愛 / 冬童話2013 / めでたしめでたし / 食べ過ぎ・太り過ぎは / あなたの健康を害する / 恐れがあります。
全3話完結
2013/02/08 12:07更新
14,668字 (4889.3字/話) 12%
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最終取得日時:2026/08/06 04:20
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