異世界[恋愛]
【短編】聖女です。愛していた婚約者の王子に偽物、詐欺師と罵られて立ち直れないほど傷付きました。
「聖女は王国にただ一人。詐欺師め、今まで僕を騙していたのか!」
私は今まで聖女として身を削る思いで頑張ってきた。
全ては婚約者のカイル王子のために。
でもカイル王子に罵られて、婚約者破棄まで言い渡されて、心が粉々に砕けた気分だった。
彼を深く愛した分だけ、私の心に大きな傷が残った。
某伯爵家から聖女が現れたから、平民出身の聖女はもういらないってことですか?
一緒に笑って泣いて紡いできた時間は全部嘘だったのですか?
全てが嫌になった私は聖女としてのお仕事、国全体を支える精霊への祈りをボイコットしました。
でも大丈夫ですよね。
私は偽物なんですから。
本物の聖女が現れたなら、国を支える精霊への祈りも辛い魔力供給も、全部その人にやってもらえばいいんだから。
婚約破棄 / ハッピーエンド / 王子
短編
2022/11/21 09:59更新
8,560字 33%
8,560字 33%
日間P
-
総合P
8,594
ブクマ
362
平均評価
7.17
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
303.04%
評価P
7,870
評価者数
1,097
週間読者
-
日間イン
8回
ベスト
12位
最終取得日時:2023/11/27 12:33
※googleにインデックスされているページのみが対象です