異世界[恋愛]
ある日、無口な婚約者の感情が分かるようになりました
※Kラノベブックスfより書籍化・Palcyにてコミカライズ
男爵の娘である私・アーシェは、伯爵家の三男であるベルンハルド・エストホルム様と婚約することになった。
実際に会ってみた相手はかなりの美男子で、騎士としても優秀らしい。
でもとても寡黙で、何を考えているのかよく分からない男性だった。
そのまま婚約することになって、無口なベルンハルド様とうまくやっていけるだろうか、と不安に思っていたけれど……。
ある日私は、ベルンハルド様の胸元に小さな紫色の花が挿されていることに気づいた。
どうやらその花は私にしか見えなくて、しかも寡黙なベルンハルド様の感情を表しているらしく……。
「お会いできて嬉しいです、ベルンハルド様」
「……そうか」
あっ、花がふわふわ揺れている!
「一緒に過ごせて楽しいです、ベルンハルド様」
「……ああ」
わっ、花がぽんぽん増えている!
婚約者はあまり愛想はないけれど、胸に咲いた幻の花が彼の気持ちを私に伝えてくれる。
でも彼が無口なのはどうやら、実家である伯爵家が原因みたいで……。
R15 / 残酷な描写あり / 身分差 / ほのぼの / シリアスもある / 女主人公 / ハッピーエンド / 婚約 / 魔法(女神の祝福) / 騎士 / 敵への報復・反撃 / ざまぁあり
全52話完結
2021/01/08 20:00更新
147,396字 (2834.5字/話) 40%
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最終取得日時:2024/04/17 01:33
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