ハイファンタジー[ファンタジー]

アジサイの木精

植物の国で産まれた植物体の兄弟。
白い集真藍を身体に宿す兄の紫(ゆかり)と、赤い集真藍を身体に宿す弟の陽(よう)。
二人はオオカミの園芸師、花(はな)と平穏な日々を過ごしていた。

あるとき、集真藍の王は国中の集真藍を同じ色に統一するよう園芸師たちに命令を下す。
アザミの植物体から萼の色を変える秘薬の取り引きを持ち掛けられ、陽はそれを拒否する。
喧嘩騒ぎになったところを花に助けられ、帰宅した陽と花は兄と夕食を囲む。
夕食を終えた陽は、人目を避けどこかへ出掛ける花の姿を目撃する。
花の後を追うと昼間訪れた靴屋で、園芸師たちの集会が行われていた。
色変化の土台を持たない白い集真藍は伐採すべきと主張する園芸師の言葉に、反論一つしない花。
聞き耳を立てていた陽は怒りのあまり集会の場に飛び出し、花と対立する。
しかし相手にされず、陽が家に戻ると、ダイニングルームで兄が倒れていた。
陽と花の不在中に、兄はネズミの園芸師が運んできた例の秘薬を飲んでいたことが発覚する。
目を覚ました兄――紫は何も覚えておらず、陽や花のことまで記憶からさっぱり消えてしまっていた。
絶望する陽とは裏腹に、紫は言葉を話す動物や植物体で彩られた世界を楽しんでいた。

シリアス / ほのぼの / 男主人公 / 人外 / 西洋 / 日常 / ネトコン14 / ネトコン14感想 / ファンタジー部門総合 / 記憶喪失 / 切ない / 兄弟愛 / 陰謀 / 動物 / 植物
全15話完結 2026/06/26 10:10更新
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最終取得日時:2026/07/01 12:15
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