推理[文芸]
大切な人を二度も奪われた私は、彼女の顔を奪う事にした。
「ねぇ、刑事さん。私、今とても良い気分なんです。
だからね、これからどんな判決が出ようと控訴する気はないんですよ。例え死刑でも笑って受け入れます」
曽根由香里は上気した桃色の頬に手を当て、まるでどこかのカフェで、気の知れた友人にプロポーズの報告をするように嬉しそうに微笑んだ。
「まあ…被害者は亡くなった訳じゃないので死刑までは…重い傷害罪の場合でも15年以下の懲役か50万円以下の罰金ですから」
取り調べ室のテーブルに乗る資料をパラパラとめくりながら私がそう答えると「そうなんですよね…ちょっと残念です」と、曽根は肩をすくめて、まるで死刑を望んでいるように言った。
二度も好きな人を奪われて復讐を決意し、実行するまで。
R15 / ネトコン13 / ミステリー / サスペンス / 薬品 / 水酸化ナトリウム / アルミニウム / ざまあ / 裏切り / やり返す / 爆発
短編
2023/09/09 20:52更新
7,126字 32%
7,126字 32%
日間P
-
総合P
4,132
ブクマ
180
平均評価
8.51
感想数
16
レビュー
2
評価頻度
246.11%
評価P
3,772
評価者数
443
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/07/29 12:48
※googleにインデックスされているページのみが対象です