エリーゼ伯爵領の隣、マテウ子爵領に異世界人が転移してきた。

リョウマ・スズキと名乗り異世界の珍しい物を召喚し始めた。

子爵は娘を娶せようとし、婚約者であったエリーゼ伯爵の嫡男との婚約を一方的に破棄し、戦いを挑んだ。今までの援助金の返還と、破棄による賠償金を払いたくなかったからだ。

エリーゼ伯爵は決闘、領地争いで負け続け。長女フランカと夫人だけが残った。

子爵は寄親のダスト侯爵を味方につけ。フランカをスズキの第３夫人にして、領地を合併させようとした。

農民達もスズキの出す化学肥料を目当てにマテウ領に移住する。

母のすすめによりフランカは王都に逃げたが、王家が接触してきた。

ダスト侯爵に力をつけられては困るから、フランカに決闘でスズキを倒して欲しいと依頼する。フランカなら銃に勝てると言うのだ。

フランカは一般的な令嬢で、生活魔法とそよ風を起す風魔法しか使えない。

しかし、それは、意外な方法であった。

フランカはスズキとの決闘を決意する。