純文学[文芸]

ガトーショコラは飲み物です

「マスターいつものをお願いします」
 馴染みのバーで一人ウイスキーを飲んでいるとよく通る声が聞こえた。右を見ると綺麗な女性が一人座っていた。
 好みのタイプだった。好みのタイプ過ぎて一瞬我を忘れた。そして、できることなら彼女と一夜を共に過ごしたいと思った。
 
「お隣いいですか? マスター、私にも彼女と同じものを一つ」
 おれは彼女の返事を待たずに隣に座った。

日常 / ガトーショコラ / バー / 迷惑客 / 撃退 / ざまぁ
短編 2022/07/02 19:25更新
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最終取得日時:2024/05/11 12:58
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