純文学[文芸]
弟が消えた日
――私が婚約を決めたその日、弟は消えた。
晩夏。茹だるような熱気が包む町に、陽炎が揺らめく。
両親の再婚によって出来た弟、紅葉。
彼は、恐ろしいほどに美しかった。
紅葉と心を通わせていく内、わたしは、彼がわたしを「おねえちゃん」と呼ばないことに気付く。
やがて、その理由が明かされる時、義理の姉弟という関係が少しずつ歪に形を変えていく。
純文学 / 短編 / 晩夏 / 義姉弟 / 純愛
短編
2021/10/30 22:56更新
4,972字 14%
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最終取得日時:2026/09/19 01:08
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