童話[その他]

踏切と背中

踏切の前に、しなびた背中が見えました。猫背に曲がった背中が、伸びをするように空を見あげます。満天の星空、踏切の音だけが、暗闇にむなしくひびいていきます。
踏切を渡らずに、背中がふりかえるとき、奇跡が起きる――

冬童話2022 / 踏切 / 背中 / 特殊な視線の文構成 / 諦めた夢 / やや大人の童話 / 流れ星 / 過去の思い出 / 退屈な日常
短編 2022/01/03 20:20更新
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最終取得日時:2024/04/27 01:14
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