異世界[恋愛]

子猫と子犬のひみつの魔法

父親の勝手な都合で修道院入りさせられたシャルロッテ。
そんな彼女はひとつだけ魔法を使うことができる。

それは、生後一年以内の子猫とお話しできる魔法だ。
そして彼女にはその魔法を使ったある楽しみがあった。

夜、修道院を抜け出したシャルロッテは子猫に導かれてとある場所へ。
そこにはシャルロッテと同じように、
生後一年以内の子犬とお話ができる魔法を使う彼がいた。

シャルロッテは彼をドギィ(子犬さん)と呼び、
彼はシャルロッテをキティ(子猫さん)と呼ぶ。

お互い、素性は知らせないまま、
同じ魔法が使えるから意気投合し、二人は時々こうしてお話をする。
わかっているのは、ドギィが騎士候補ということだけ。

息苦しい修道院生活の中、このお話しの時間は唯一の楽しみだった。
だけど、そんな楽しい時間にもついに終わりのときが来てしまい――、

R15 / 純愛 / ハッピーエンド / 子猫さん / 子犬さん / 異世界恋愛
短編 2022/05/18 13:00更新
16,350字 28%
日間P
-
総合P
200
ブクマ
13
平均評価
9.16
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
146.15%
評価P
174
評価者数
19
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/02 12:55
※googleにインデックスされているページのみが対象です