現実世界[恋愛]

ギャルゲー好きで親友な幼馴染が実は純情で激重だった件:「重い女と思われたくなかったから」

 大学二年生の俺、朝日秋人(あさひあきと)には同性の親友のような幼馴染がいる。
 日暮千秋(ひぐらしちあき)。美人で、女子なのにギャルゲーが趣味な少し変わった奴。
 しかも、俺にまでギャルゲーを布教してくるまであるもんだから、休日は一緒にギャルゲーをプレイすることが日常化しているまである。
 俺は高校の頃から千秋に片想いをしている。当の本人は欠片も気づいてないみたいだけど。
 だから、こんな距離感がずっと続いていくのだと漠然と思っていたのだけどー

「健全な男子ってのは好きな女子から後ろから抱き着かれたりして平然としてられる生き物じゃないんだけどな」

 あまりに気軽にスキンシップをしてくる千秋に苦言を言ってみたところ。

「健全な女子は好きでもない男子に後ろから抱き着いたりはしないんだよ?」

 そんな予想外の返答。しかも、実は相当に恥ずかしいのを我慢してたとか。
 ギャルゲー好きな親友は実は純情で激重だったらしい。

スクールラブ / 古典恋愛 / 日常 / 青春 / ラブコメ / GC短い小説大賞 / シリアス / 男主人公 / 学園 / 現代 / ハッピーエンド / 幼馴染
短編 2022/11/24 15:43更新
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最終取得日時:2024/05/16 12:49
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