純文学[文芸]

空調服の男、結婚披露宴でスピーチをする。

「幸太郎さん、晴美さん、ご結婚おめでとうございます」
新婦の友人代表として手紙を読み始めたのは、左右二箇所、腰のうしろあたりにファンのついた黒い空調服を着た中年男性だった。披露宴会場にファンの回る音を響かせながら、男は笑顔で新婦への手紙を読み始める。

日常 / 空調服 / 披露宴のスピーチ / シュール / 着ぐるみ
短編 2022/10/04 17:01更新
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最終取得日時:2024/05/11 12:50
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