異世界[恋愛]
「針子にでもなれば」と婚約破棄された令嬢ですが、王宮衣装室の片隅で静かに有能さがバレていきます 〜誰にも褒められない仕立て直しをしていたら、気づけば王宮中が私の針を探していました〜
「華がない。そんなに針仕事がお好きなら、いっそ針子にでもなればいい」——婚約破棄の夜、公衆の面前で嘲笑された伯爵令嬢リディアは、本当に王宮衣装室の針子になった。ただし新品を縫わせてはもらえない、最下層の「お直し係」。
けれど祖母仕込みの針は、破れたドレスも、着る人の隠しごとも、静かに直していく。急な謁見、破れた式典外套、消えた生地の謎。直した一着ごとに、王宮のどこかで囁きが増えていく——「見事な仕立てね。誰の手?」
「冷徹の吝嗇卿」と噂される式典局長だけが、誰より先にその針の値打ちに気づいていた。
これは、捨てられた令嬢が、捨てられるはずだった物たちと一緒に、自分の居場所を縫い直していく物語。虚飾を着た人たちの化けの皮は、勝手に綻びていきます。
派手な復讐より、静かにじんわり報われる話が好きな方へ。
AI直接使用 / ハッピーエンド / 身分差 / BK小説大賞2 / 集英社小説大賞7 / 婚約破棄 / ざまぁ / 令嬢 / お仕事 / 王宮 / 針子 / 仕立て屋 / 溺愛 / じれじれ / 逆転劇
全50話連載中
2026/08/30 19:00更新
120,641字 (2412.8字/話) 50%
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最終取得日時:2026/08/31 12:09
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