アルビオン王国宙軍士官物語~クリフエッジと呼ばれた男~(クリフエッジシリーズ合本版)
人類が宇宙に進出して約五千年後、地球より数千光年離れた銀河系ペルセウス腕を舞台に、後に“クリフエッジ(崖っぷち)”と呼ばれることになるアルビオン王国軍士官クリフォード・カスバート・コリングウッドの物語。
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宇宙暦4500年代、銀河系ペルセウス腕には四つの政治勢力、「アルビオン王国」、「ゾンファ共和国」、「スヴァローグ帝国」、「自由星系国家連合」が割拠していた。
アルビオン王国は領土的野心の強いゾンファ共和国とスヴァローグ帝国と戦い続けている。
4512年、アルビオン王国に一人の英雄が登場した。彼の名はクリフォード・カスバート・コリングウッド。柔軟な思考と確固たる信念の持ち主で、敵国の野望を打ち砕いていく。
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第一部:
士官候補生として初めて乗り組んだスループ艦ブルーベル。消息を絶った商船の捜索を行うが、そこには敵国ゾンファ共和国の通商破壊艦の姿があった。軽巡航艦並みの敵を無力化するため、敵拠点への潜入作戦を決行する……。
第二部:
中尉に昇進した主人公は重巡航艦サフォークに乗り組んだ。そこにまたしてもゾンファの謀略の手が伸びていた。通信手段を失った旗艦において唯一の士官として敵の野望を打ち砕く。
第三部:
少佐に昇進したが、彼に与えられたのは艦隊の厄介者、砲艦だった。その砲艦を駆使し、ゾンファの大艦隊に挑む。
第四部:
ジュンツェン星系会戦で武勲を上げた主人公は、王太子御用艦DOE5の艦長に就任した。そして、中立国シャーリア法国に向かうが、そこには帝国の密使がいた。王太子を守るべく、奮闘する。
第五部:
大佐に昇進した彼に待っていたのは予想外の旗艦艦長という辞令だった。最強の艦種と言われる巡航戦艦を駆り、帝国の艦隊と死闘を繰り広げる。
第六部:
帝国との戦いに勝利したが、もう一つの大国ゾンファ共和国の魔の手が迫る。ヤシマ星系を舞台に宿敵ゾンファ艦隊と死闘を繰り広げる。
第七部:
准将に昇進したクリフォードは独立戦隊の指揮官となった。そんな彼に謀略の魔の手が伸びる。
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1,305,935字 (3520字/話) 27%