異世界[恋愛]
「お前を愛することはない」と冷徹公爵に言われたので、壁のシミとして生きることにしたら夫が泣いて縋ってきた
「お前を愛することはない。視界に入るな」
没落寸前の伯爵家から「氷の公爵」アリステアのもとへ嫁いだ薄幸の令嬢ヴィオレットは、初夜の晩に夫から冷酷にそう言い放たれる。
しかし、実家で長年「空気」として扱われてきた彼女にとって、それは悲劇どころかご褒美でしかなかった。
「視界に入らない? 承知いたしました!」
彼女は長年培った隠密スキルをフル稼働させ、公爵邸の『壁のシミ(物理)』として完璧なステルス生活を開始する。
一方、数日後の公爵邸。
「ヴィオレット、どこにいるんだ!? お願いだ、姿を見せてくれ……!」
そこには、虚空に向かって泣き叫ぶ公爵の姿があった。
実は彼、妻の肖像画を見た時から一目惚れしており、「最初は冷たく突き放せば、ギャップ萌えで縋り付いてくる」という側近のポンコツアドバイスを真に受けていただけだったのだ!
完璧に姿を消した妻と、姿が見えないのに身の回りの世話だけは完璧に行われる怪奇現象に、不器用な冷徹公爵の精神は限界に。
ついに実体化した妻に対し、彼はこれまでの反動から「超絶過保護なスパダリ大型犬」へと豹変してしまい――!?
勘違いから始まる、すれ違い溺愛ラブコメディ!
春チャレンジ2026 / ギャグ / ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / 現代 / 未来 / 日常 / ハッピーエンド / 青春
短編
2026/05/22 19:00更新
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最終取得日時:2026/09/29 12:12
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