異世界[恋愛]

眠り姫ルーチェの盲愛

 王国ファーロスの第十三王女ルーチェは「白百合宮の眠り姫」という異名を持つ病弱な姫君として知られていた。王も兄たちもルーチェの将来には何の期待も寄せておらず、ルーチェは忘れ去られたかのような小さな宮の中で長い眠りを繰り返すだけの日々を送っていた。
 ルーチェの唯一の心の拠り所は、眠り続けてしまう彼女のために祈りを捧げ、治療をしてくれる神官エトアルだけ。彼に抱いた叶わない想いに身を焦がしながら、今日も一時の逢瀬を楽しむルーチェだが――。

※「カクヨム」にも投稿しています。

身分差 / ヤンデレ / 歪んだ愛 / 眠り姫 / 神官
短編 2020/11/13 12:04更新
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最終取得日時:2024/05/19 01:47
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