現実世界[恋愛]

再び出会うその日まで

機内にアナウンスが流れると、私はそっと窓の外へ視線を向ける。
雲を抜け、懐かしい故郷が目に映ると、胸がジワリと熱くなった。
懐かしい、3年ぶりだなぁ。
長かったような短かったような……。

高層ビルが立ち並ぶ風景を並べる中、思い出がよみがえると、私はそっと息を吐き出した。
3年前のあの日、正直に全てを話していれば、何かが変わったのだろうか……。

到着口へやってくると、人がごった返している。
私は避難するように隅へと移動すると、近くにあったカフェへと入って行った。
壁にもたれかかり一息ついていると、ふとラジオの音が耳にとどく。
懐かしい日本語にそっと耳を傾けると、DJのイキイキした声が響いた。

「本日初めのリクエストは、3年前輝かしいデビューを飾った大人気バンドグループ(スターズ)のデビュー曲。みんな知っての通り、卒業シーズンにピッタリの別れの曲だね。それでは【it's time to say goodbye】お聞きください」

ラジオから流れるその曲に、3年前……彼らと過ごした日々がよぎると、私は聞き入るように瞳を閉じた。


3年前、とあるバンドに所属していた少女のお話です。
現代を舞台にした恋愛小説を書きたくて……。

※アルファポリスでも投稿しております。

年の差 / スクールラブ / ほのぼの / 女主人公 / 現代 / イケメン / 執着 / 片思い / 切ない / 嘘つき / 三角関係 / バンド / チート / 売れっ子 / SVB大賞
短編 2019/04/28 21:00更新
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最終取得日時:2026/09/02 02:09
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