異世界[恋愛]

契約妻は契約妻らしくしていろと言われましたので、婚姻契約書第十七条に従いました

帝国の名門エセルバート公爵家に契約妻として嫁いだ私に、夫君は初夜の翌朝こう告げた。

「君は契約妻だ。私の心は隣領のリーゼ嬢にある。契約妻は契約妻らしく、家を整え、子を産まず、私を煩わせるな」

かしこまりました。それでは、契約書の通りにいたします。

我が家ローゼンタール伯爵家には、初代当主が定めた婚姻契約書の第十七条が存在する――妻が3月以内に懐妊せず、その期間中に夫が他の女性と接触したと公的に認定された場合は、家門・財産・血統はすべて妻側に帰属する、と。

エセルバート公爵家の歴代当主は、この条項を「古臭い形式」として、毎度ろくに読まずに署名なさる。

ですから、本日もきっと、お読みになっていらっしゃらないのでしょう。

ハッピーエンド/ヒストリカル/婚姻契約書/ざまぁ/観察報告型/公爵家

ハッピーエンド / ヒストリカル / 婚姻契約 / ざまぁ / 観察報告型 / 朴念仁ヒーロー / 契約結婚 / 公爵 / もう遅い / 制度逆手取り
短編 2026/04/26 11:10更新
4,526字 40%
日間P
592
総合P
2,006
ブクマ
47
平均評価
7.93
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
512.77%
評価P
1,912
評価者数
241
週間読者
-
日間イン
4回
ベスト
74位
最終取得日時:2026/04/30 12:05
※googleにインデックスされているページのみが対象です