異世界[恋愛]

【短編】魔法インク職人の辺境工房  ~「インクを混ぜているだけ」と嘲笑した家族ですが、私がいなければ魔法も商売も成り立たないようです~

 伯爵令嬢リネットは、幼い頃から家の工房で魔法インクを作り続けてきた。

 妹マリエルが“天才魔術師”として使う杖も、商会で売られる優秀なインクも、本当に調整していたのはリネット。けれど、その功績はすべて妹や家族のものにされていた。

 それでも家のために働いてきた彼女だったが、ついには婚約者まで妹に奪われてしまう。

 そのうえ父から、これからも妹のためにインクを作れと命じられ――。

「婚約者も功績も差し上げます。でも、私の技術は差し上げません」

 家を出たリネットは、遠く離れた辺境で小さな魔法インク工房を開くことに。

 消えた魔導書を蘇らせ、壊れた結界を修復し、生活を便利にする新しいインクまで次々と生み出していく。

 そして、彼女の仕事を正当に評価してくれる辺境伯ルーカスとも出会い――。

 一方、リネットを失った実家では、妹の魔法も商会の商品も少しずつ上手くいかなくなっていて……。

「インクを混ぜているだけ」と嘲笑された令嬢が、辺境で本当の価値を認められて幸せになっていく物語。

ほのぼの / 女主人公 / 職業もの / 魔法 / 日常 / ハッピーエンド / ざまぁ / 溺愛? / 主人公有能
短編 2026/08/14 19:20更新
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最終取得日時:2026/08/16 12:05
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