ヒューマンドラマ[文芸]

夕焼けと親父と広っぱ

親父の葬儀を終えた僕は、何十年ぶりかで自分の育った場所を訪れた。
でもそこはもう、自分の知っている場所ではなかった。
懐かしい家も、懐かしい駄菓子屋もなくなっている。
時間の経過がこんなに残酷だとは思わなかった。そう思いながら、いつも遊んでいた広っぱへと向かった。
勿論広っぱもなくなっていて、そこにはマンションが建っていて……
そう思った瞬間、僕は不思議な感覚に見舞われた。
そして目を開けると……夕焼けに染まった広っぱがあった。

過去 / 父親 / ぬくもり / 郷愁 / 時間遡行
全6話完結 2022/10/09 18:00更新
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最終取得日時:2024/05/17 12:50
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