純文学[文芸]

青い絵本を探しています

「青い絵本を探してるんです」

いつの間にか私は、大きな本棚に囲まれた不思議な空間にいた。そして口が勝手に動いて「青い絵本を探してるんです」と、誰もいないのに話していた。夢でも見ているのかもしれない、そう思いながら私は本棚に近づくと、突然後ろから声がした。

「コレ、エラブホウガイイ」

私に声をかけてきたのは、雲に乗ったインド人だった。

日常 / ほのぼの / 本棚 / 夢 / インド人 / シュール
短編 2023/03/27 00:16更新
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最終取得日時:2024/04/19 12:33
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