「あなたが噂の魔女殿か？」

街を追われ森の中で薬方店を営んでいたトーナのもとを訪れたのは、銀髪碧眼の美形の騎士ハル。

彼がもたらした依頼はトーナの人生を大きく変えるものだった。

――この２人の出会いから、いま運命が大きく動き出す。

薬師として豊富な知識と優れた技術を持つトーナ。しかし、幼少期より黒い髪と赤い瞳を理由に『魔女』と蔑まれ迫害を受けていた。それでも、トーナは師でもある亡き祖母の教えを胸に医療の本質に向き合っていく。

一方、ハルはその美しい容貌が仇となり女性不信となっていたが、トーナの薬師として強く真っ直ぐ生きる姿に惹かれ、虐げられた彼女を救おうとするのだが……


※この作品は「アルファポリス」「カクヨム」「ラノベストリート」にも改稿投稿しております！
※第一回ラノベストリート大賞３次選考通過しました。
※第４回一二三書房WEB小説大賞一次選考通過しました。