ローファンタジー[ファンタジー]
現代以上、異世界未満
引きこもりで性格の捻くれた四ノ宮朝陽はいつもの如く心の中で悪態を付きながらオタクショップ巡りをしていた。
鬱屈とした物を抱え、異世界転生を願いながらも自ら死ぬ事も出来なかった彼は唐突に巻き起こる異変に巻き込まれてしまう。
【太陽の消失】──その人類史の最大最悪の大事件から三百年…人類の生き残りは地下深くに新たな文明を築いていた。
生き残りの子孫達は地下数キロまで凍り付いた大地を掘り進める事で、地球の核の熱により未だに存在する水を汲み取り、生きた施設を使い堆積した固体の大気を溶かす事で酸素を得る。
地下に築かれた人類社会は完全な縦社会であり、人は生まれた時から階層も決まっており、名前にも自由ない。
そんな全てが氷に閉ざされ、地下に潜るしかなくなった人類の一人──シロに朝陽は二つの選択肢を突き付けられる。
「この凍った地下に築かれた新たな文明で成り上がるのか、それとも──奴隷に成り下がる?」
R15 / 残酷な描写あり / 近未来 / ディストピア / 男主人公 / 階級制度 / 縦社会 / 理不尽 / 氷の惑星 / タイムスリップ / 詰んでる人類
短編
2020/06/12 12:00更新
8,856字 46%
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最終取得日時:2025/02/04 01:44
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