ヒューマンドラマ[文芸]

竹藪の先

小学校へと向かう道の途中、変わった場所があった。
竹やぶの間に石が敷き詰められている道があるのだ。歪な形をした石の数は88個。古いものらしく、誰が敷いたのかなんて誰に聞いても分からなかった。
けれどその石の上を通る時のルールだけは誰に聞いても同じだった。

『終わりの石を渡りきるまで決して顔を上げてはならない』――と。

日常 / 男主人公 / 和風 / 現代 / 先生 / 小学校
短編 2019/05/08 21:27更新
7,641字 29%
日間P
-
総合P
214
ブクマ
13
平均評価
8.55
感想数
2
レビュー
0
評価頻度
169.23%
評価P
188
評価者数
22
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/04/25 02:22
※googleにインデックスされているページのみが対象です