異世界[恋愛]
「ただ鐘を鳴らすだけの女」と婚約者に笑われました。では、王都の避難鐘は本日をもって沈黙いたします
王都の鐘楼管理官補佐であるリディアは、婚約者から「ただ鐘を鳴らすだけの女」と嘲られ、妹に職も婚約者も譲れと命じられる。
けれど王都の鐘は、祭りの合図ではない。火災、洪水、魔獣、疫病、城門封鎖――すべての緊急事態を知らせる、王都防災の中枢だった。
リディアは静かに鍵を返し、台帳に最後の署名をする。
「では、私の名義で管理していた避難鐘の運用権限を、本日付で停止いたします」
その夜、王都に鳴るはずだった鐘は、鳴らなかった。
女主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / 婚約破棄 / ざまぁ / 職業もの / 王宮 / 契約 / 有能主人公 / 妹 / 婚約者 / 防災
短編
2026/05/30 07:00更新
4,474字 42%
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最終取得日時:2026/08/28 12:11
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