異世界[恋愛]

幼なじみを優先する婚約者っているのね、実際

伯爵令嬢リディアの婚約者は、何かあるたびに幼なじみの令嬢を優先した。

「彼女には僕しかいないんだ」
「君なら分かってくれるだろう?」

 そう言われるたび、リディアは事情を理解し、約束を後回しにされることを受け入れてきた。

 けれどある日、ふと気づく。

 幼なじみを優先する婚約者っているのね、実際。
 わたくしの婚約者が、そうだった。

 怒鳴ることも、責めることもなく、リディアは正式に婚約を終わらせる。

 そんな彼女の前に現れたのは、他国への留学から帰国したばかりの公爵令息だった。

 約束の時間に来ること。
 予定を変えるなら先に知らせること。
 相手の話を最後まで聞くこと。

 特別ではないはずの礼節を知り、リディアは初めて、自分がどれほど蔑ろにされていたのかを知っていく。

異世界恋愛 / 婚約解消 / 婚約破棄 / 幼なじみ / 婚約者 / 令嬢 / 公爵令息 / 蔑ろ / ざまぁ / すれ違い / 自立 / 選択 / 王道 / 恋愛 / ハッピーエンド
短編 2026/07/20 10:00更新
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最終取得日時:2026/07/22 12:05
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