異世界[恋愛]
円卓のお茶会 --婚約破棄-- 仕返しして下さいませ!
「---- 私わたくし、婚約破棄されましたの」
シクシクと涙を流し、悲しみに明け暮れているのは、本日の主役メアリー嬢である。
ここは円卓の茶会。
爵位に関係なく女性であれば参加出来、この場では皆同等の立場で色事のみを話し、相談し合う場所。
本日の主役であるメアリー嬢を囲むのは、王女であるミレーユ殿下の他に、常連であるセリーヌ侯爵夫人と、男爵令嬢のリリア嬢、そして私の五人。
円卓の茶会には現王妃や公爵夫人らも参加しており、社交の一部というより、男性達へのある意味戦いを表明する場と言われている。
メアリー嬢は、ハンカチで涙を拭うと私達の顔を見て、ようやく口を開いた。
「一昨日の昼に、それは起こったのです----」
話しを聞いたセリーヌ侯爵夫人は、悪巧み顔をしながら仕返しを思いつく。
メアリー嬢は、未練がないとメンバーに伝え、思いっきり口を大きく開けた。
「仕返しを----仕返しをして下さいませ!」
メアリー嬢の為、茶会のメンバーは動き出す。
日常 / 婚約破棄 / ざまあ / 仕返し / お茶会 / 貴族 / 嫌な男 / 西洋
短編
2020/04/11 17:37更新
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