ハイファンタジー[ファンタジー]

娘を、六人そろえました

「ノエルは、私が生まれて初めて心から愛した女だ!」

 卒業の夜会。王太子は、公衆の面前で婚約破棄を宣言した。

 その腕の中の娘に、ルシールの目は〈六〉を見ている。

 ルシールには、生まれつき番号が見える。人にも、物にも、まだ起きていないことにも。ただし――何の列の番号なのかは、教えてくれない。

 六人目。六度目。六番目に捨てられる者。

 当てるのは、いつも自分の仕事だった。

 そして三年前から、鏡の中の自分には〈四〉がついている。

 最初の婚約者であったはずの、わたくしに。

 四番目。

「ノエル様。あなた、六番目でいらっしゃいますのよ」

 証拠はない。証明もできない。
 だからこの令嬢は、証拠の代わりに、これから起こることを先に言う。

AI直接使用 / シリアス / 女主人公 / 西洋 / 魔法 / ざまああり / 婚約破棄
短編 2026/09/18 19:30更新
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最終取得日時:2026/09/23 12:05
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