異世界[恋愛]

婚約破棄を宣告された瞬間、国王陛下が『では私が娶ろう』と言い出しました

王太子に捨てられた令嬢を、国王が選んだ。
けれど彼女は、救われるだけの女ではなかった。
――
王太子の婚約者・侯爵令嬢エリシア。
だが玉座の間で、王太子ユリウスは彼女に婚約破棄を宣告した。

理由は、伯爵令嬢ミレイユへの嫌がらせ。
けれど、その訴えに証拠はなかった。

「涙は感情の証明にはなる。だが、事実の証明にはならぬ」

そう告げたのは、玉座に座る国王アルトリウスだった。
彼はエリシアの報告書を読み、彼女の実務能力と冷静な判断力を見抜いていた。

そして、王太子が彼女を捨てると言ったその場で、国王は静かに告げる。

「では、余が娶ろう」

婚約破棄から一転、王妃候補となったエリシア。
だが彼女は、ただ救われるだけの令嬢ではない。

涙ではなく証拠で。
怒りではなく手順で。
噂ではなく成果で。

自らの無実を証明し、王宮の腐敗を正し、国王の隣に立つ未来を選び取っていく。

これは、王太子に捨てられた令嬢が、国王に拾われる物語ではない。
自分の価値を、自分の力で証明する物語。

婚約破棄から始まる、痛快逆転王妃譚。

HJ大賞7 / BWK大賞1 / BK小説大賞2 / 婚約破棄 / ざまぁ / 国王逆転 / 王妃 / 恋愛 / 短編 / 完結済
短編 2025/09/30 15:50更新
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最終取得日時:2026/07/02 12:29
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