ヒューマンドラマ[文芸]
『断罪は成功した。国が傾いたのは、別の理由だと思いたい』─失われたものの名
断罪は成功した。拍手も、正義も、確かにそこにあった。
王国の公爵令嬢エリシアは、王太子の婚約者として政務を支えてきたが、
ある日、曖昧な罪状のもとで盛大な断罪劇が行われ、婚約を破棄されて国を追放される。
物語はそこで終わったはずだった。
だがその後、王国では小さな不具合が重なり始める。
一方、隣国の小国セレスティアで保護されたエリシアは、
何かを主張することも、決定を下すこともなく、ただ静かにそこに在る。
彼女が同席すると議論は収まり、人は疲れすぎず、
国の歩みは不思議と整っていく。
断罪は成功した。
それでも、なぜか国は傾いていく。
失われたものの名を、誰も口にしないまま。
アイリスIF8大賞 / ESN大賞10 / 悪役令嬢 / 断罪 / 追放 / 婚約破棄 / 因果応報 / 静かなざまぁ / 国運 / 小国 / 無自覚チート / 溺愛 / 政治 / 余韻重視
短編
2026/02/18 18:30更新
8,584字 49%
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最終取得日時:2026/08/13 12:15
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