異世界[恋愛]

私は真実の愛を見た、と令嬢は言った

「彼女の筆箱を壊したことを、君に謝って欲しい」
 王太子ラディス・ゼフィリアはそう言って、自身の婚約者である公爵令嬢ガーネット・トリンクロウに謝罪を求める。筆箱を壊されたのは男爵令嬢ルナリス・バーマイマー。
 貴族たちは王太子が男爵令嬢を見初めたのか、と愕然とする。だが公爵令嬢は謝罪せず、果敢に反論する。
 その反論によって趨勢が決まった時、公爵令嬢は新たな幸福を得ることになる。そして、誰かが言った。「私は真実の愛を見た」と。
 ありきたりの婚約破棄と、ありきたりの弾劾と、それに伴う必然的な結末。
9/21 12時 日刊ランキング1位! ありがとうございます!

R15 / 残酷な描写あり / ヒストリカル / 悪役令嬢 / シリアス / ハッピーエンド / 婚約破棄 / 男爵令嬢 / R15は保険 / ざまぁ
短編 2023/09/19 14:05更新
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最終取得日時:2025/05/10 12:36
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