ヒューマンドラマ[文芸]

魔女が抱く黒曜の王器

静寂の王宮、謁見の間。
『黒曜』と呼ばれた魔女は、その階の上に王を見仰ぎ、静かに問う。

「紅き王座を、そこまでして望む意味は?」

辺境の魔女、黒曜。彼女は嘗て、国の神殿に『聖女』として幽閉されかけた経験を持つ魔女の末席だった。
とある変人の遺志を継ぎ、魔女として生きた日々。それを終えるべく――とうとうその重い腰を上げた彼女は、静寂の王宮でかつての幼子――現在は『覇王』と称される青年との邂逅を果たす。

「外見が変わらないのは、魔の血の影響に依ります。……とりあえず、重いので退いてもらえませんか?」
「それは駄目。魔女を安易に離すなんて、それこそ愚者のする行為だから」

これは二人の魔女と、地を統べる覇王、それに巻き込まれた第三者(魔術師)を巡る一連の騒動と、過去譚、『彼女』の死の顛末を描いた物語である。

R15 / 残酷な描写あり / 魔女 / 王 / 魔術師 / =巻き込まれ? / 恋愛 / ……三角? / 友情 / 過去譚 / 計略打破 / 箒は出ません / カラス(鴉)は出ます
短編 2015/08/02 20:12更新
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最終取得日時:2026/09/11 02:40
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