貴族学園の卒業パーティー。

騎士団団長の子息キリナートの目の前で、断罪劇が始まった。嬉々として婚約者たちを貶めようとする友人たちに、キリナートは頭を悩ませた。そして、その友人たちは、キリナートも断罪の仲間であるかのように振る舞う。

キリナートが会場を見ると、キリナートの婚約者メルリナが今にも泣きそうな顔でこちらを見ていた。キリナートはそれを見るといてもたってもいられなくなり、婚約者の元へと駆けつける。

そして、断罪を始めた友人たちに向き直り、彼らの愚行について、反撃する覚悟をした。

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