現実世界[恋愛]

俺と彼女は実は幼馴染というやつだったらしい

 俺、山吹修平(やまぶきしゅうへい)はこの春に高校生になったばかり。
 ま、小学校の頃からの付き合いの今里奏(いまざとかなで)も同じ高校に進学したし、
 入学して早々と気の合う友達もできたし、幸先の良いスタートを切った、と思う。

 しかし、入学から一ヶ月が経った5月の中頃、友人である関谷隆(せきやたかし)が
 突然
 「お前たちっていわゆる幼馴染の関係って奴だろ?どういうエピソードがあったのかとか聞かせてくれない?」
 などと言ってきたのだ。

 それを聞いて俺と奏は同じことを思った。
 「「私たち|俺達」が幼馴染ぃ?」」
 
 だって、俺達は近所で生まれ育って、まあ仲良く育ったけど、
 幼馴染なんてそんなファンタジーな関係じゃない。
 ということを説明したのだがわかってもらえない。

 いやだって、同小の友達は皆同中に進学したんだぜ?
 それって普通の友達じゃないのか?
 ともあれ、関谷に幼馴染だと認定されてしまったのだけど。

 (あれ?奏って女子としてとても魅力的じゃね?)
 ふと、そんなことに気がついてしまった。

 それはどうやら奏も同じようで、奏での方も挙動不審に。

 これは、近すぎて、お互いの事を意識しなくなっていた二人が、
 ちょっとしたきっかけでお互いを急に意識してしまう、そんなお話。

スクールラブ / 古典恋愛 / 日常 / 青春 / ラブコメ / ほのぼの / 男主人公 / 女主人公 / 学園 / 現代 / ハッピーエンド / 幼馴染
短編 2021/07/28 06:00更新
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最終取得日時:2026/08/26 01:26
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