異世界[恋愛]
悪役令嬢として追放されましたが、勇者パーティーの兵站(物流と宿の予約)を握っているのは私です
「お前のような足手まとい、勇者パーティーには不要だ」
魔王討伐の旅の途中。
辺境の街の宿屋で、勇者である王子は私にそう告げた。
隣では聖女が「今までお疲れ様でした」と薄笑いを浮かべている。
「……そうですか。わかりました」
私はあっさりと頷き、荷物をまとめた。
前世で大手物流企業のサプライチェーン管理を担っていた私は、過労死の末にこの世界に転生した。
このパーティーで私が担当していたのは、魔法での戦闘ではない。
武器のメンテナンス発注。
ポーションの在庫管理と消費期限の確認。
移動ルートの策定と、安全な宿の事前予約。
つまり、「誰にも気づかれない雑用(兵站)」のすべてだ。
彼らは知らない。
魔物を倒して手に入れた素材が、自動でお金に変わるわけではないことを。
宿屋がいつでも空いているわけではないことを。
異世界転生 / 悪役令嬢 / 追放 / ざまぁ / 兵站 / 物流 / 内政 / お仕事 / 女主人公 / 前世の記憶 / 現代知識 / 実務能力無双 / ハッピーエンド / ざまぁ(経済的) / システム崩壊
短編
2026/03/24 08:17更新
2,556字 18%
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最終取得日時:2026/03/26 12:05
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