ハイファンタジー[ファンタジー]
地味な魔法で救世主 〜燃え尽きそうな太陽から世界を救えって?使える魔法は念話だけなんだが〜
太陽の寿命は約100億年。寿命が近くなると、太陽はゆっくりと膨張し、赤色巨星という姿に変わる。その時、地球は太陽に呑み込まれるか、焼き尽くされる運命にある。そして、太陽が燃え尽きた後に残るのは、冷たく冷えた白色矮星。そこにはもはや光も熱もなく、全てが闇に包まれてしまう――これは、僕の前世の知識だ。
ところが、困ったことに最近、この世界の太陽も赤く、大きくなり始めていた。しかも、大自然の精霊であり預言者でもある彼女はこう言ったのだ。
「太陽が燃え尽きそうだから、なんとかして――」
一体どうやって? 何で僕に!?
火球、電撃、大爆発――派手な魔法こそ高貴とされるこの世界。ところが、僕が使える魔法はたった一つ、離れた相手と会話ができる『念話』だけ。
「……これって、ただの電話じゃないか!」
答えの糸口も見つからず、太陽を崇拝している怪しげな教団も邪魔をしてくる。
途方に暮れながらも、僕は覚悟を決めた。この力しかないなら、これを使い倒す。派手さはなくても、僕にしかできない戦いが、きっとあるはずだ。
R15 / 残酷な描写あり / 異世界転生 / 男主人公 / チート / 魔法 / 超能力 / オリジナル戦記 / パッシュ大賞 / 123大賞6 / スピアノベルス大賞1 / 赤色巨星 / 念話 / 未来? / 空想科学
全64話完結
2025/01/25 22:06更新
134,747字 (2105.4字/話) 41%
134,747字 (2105.4字/話) 41%
日間P
-
総合P
420
ブクマ
58
平均評価
9.21
感想数
77
レビュー
2
評価頻度
56.9%
評価P
304
評価者数
33
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/10/29 12:19
※googleにインデックスされているページのみが対象です