異世界[恋愛]

影が薄い男と目つきが悪い令嬢の、一風変わったなれそめの話

 ホリーは影が薄い。顔を覚えてもらえないし存在には気づいてもらえない。一応貴族である彼は、そんな体質を生かして密偵の仕事をしていた。
 ヴィオラは目つきが悪い。目が合った相手はもれなくひるんでしまう。おまけに彼女は無愛想でろくに喋ろうとしない。そんなこんなで、伯爵令嬢である彼女は悪女として知られていた。
 そんな二人は、ある日パーティーで偶然顔を合わせた。ヴィオラはホリーを冷たくあしらい、ホリーはそんな彼女に反感を抱く。それっきり近づくこともなかったであろう二人は、一匹の子猫をきっかけとして互いを理解していくことになる。

悪役令嬢 / 貴族 / 勘違い / 恋愛 / ハッピーエンド
短編 2021/07/09 12:08更新
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最終取得日時:2024/05/16 01:28
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